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A.B.O.AB・集英社文庫
98年2月(92年10月講談社刊"四角関係"改題)
え〜、またムーンと虫が飛んでいたので、・・・105ページ11行目が「ハタハタ虫香味野菜添え」になってしまいました。すいません。話が見えないかたは、「すべての女は痩せすぎである」のところを読んでください。

実は私・・・自分の血液型を知らないんです。献血したこともないフトドキ者です。つまり、本書が想定している共通のコード(各血液型の性格定番)を知らないものですから、読みながら憶えるというか推測するしかありません。血液型の人口分布は国や民族によってだいぶ違うらしく、例えばインドなんかはO型が一番多いという話です。国民性みたいなことを考えると、納得できますね。私もよく人から血液型を聞かれたりしますが、さすがに「知らない」と言うと話が続きませんねえ。

AB型の恵比寿がコルトレーンかチャーリー・パーカーか悩んで、思わず吉幾三をかける話は笑いました。ちょっとネタっぽいけど・・・。

追伸・・・ここまで書いて、ネットで他の書評を読んでたら「インドで多いのはB型である」とありました。いや、やっぱりよく知らないことをうろ覚えで書いちゃいけませんね。自戒して上の文はそのままに。すいませんですぅ。

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